今回は、冷凍保存を上手く活用して節約&時短調理について解説いたします!
すでに冷凍保存を実践している方も多いと思いますが、どんなものを冷凍していますか?
一言に冷凍保存といっても、冷凍できるもの・冷凍の方法などなど奥が深い!
ある程度、加工して冷凍保存しておけば調理するときの時短にもつながります。
傷みやすいものも冷凍することで保存期間が長くなったり。
何かとメリット沢山の冷凍保存!
冷蔵庫の食材が傷むまえに早速、実践してみましょう!
冷凍保存のメリット・デメリット
良いことも多い冷凍保存ですが、注意点もあるので解説していきます。
メリット
- 食品を長持ちさせることができる
- 調理時間の時短ができる
私は節約アイデアとして極力、買い物に行く回数を減らす節約術MNDをおススメしているのですが、買い物の回数を減らすと必然的に一回に買う量が増えます。(NMDの記事はこちらを参照くださいね。)
すると、食べきる前に傷んでしまったり、賞味期限がきれてしまったり…
そんなモッタイナイ食品ロスを防いでくれるのが冷凍保存です!
冷凍保存することで保存期間が約4週間から1か月も長くなるんですよ。
そのうえ切ってから冷凍保存しておけば、すぐに調理することができるので時短にもなりますね。
このように冷凍保存を上手く活用することで食品ロスを減らして時短が可能になります。
デメリット
- 冷凍に向いていない食材がある
- 解凍方法に気を付けないといけないものもある
- 食感が変わる食材がある
何でも冷凍できれば便利なのですが、冷凍に向いていない食材もあります。
また、冷凍したまま使わないとべちゃべちゃになってしまうものもあるので注意しましょう。
木綿豆腐は冷凍は可能ですが、冷凍するとスカスカになってしまって高野豆腐のようになってしまうので、調理方法に工夫が必要になります。
調理方法さえ気を付けれは美味しく食べれますので食材によって上手く活用しましょう。
冷凍保存できるもの・できないもの
実際に私がどんなものを冷凍保存しているか解説していきます。
冷凍保存できるもの
そのまま冷凍
1.木綿豆腐
買い出しの時に2パックくっついたものを買うのですが、1パックはそのまま使って残りは冷凍保存しています。
冷凍保存したものは自然解凍して炒め物にしたりそぼろのようにしたらちょっとお肉のような食感になりますよ(笑)
スカスカな分、お鍋に入れればスープを吸うのでジューシで美味しいですよ!
2.フルーツ
何でもできるわけではありませんがブルーベリー・バナナ・みかん・ぶどう・パイナップルはおススメです!
ブルーベリー・みかんは洗ってから水気を拭き取って冷凍しましょう。
バナナは皮をむいて割張りを刺したり、輪切りにして冷凍します。
レモン汁を少しかけて冷凍すると変色を防ぐことができます。
ぶどうは洗って水気を拭き取った後に一粒ずつにしてから冷凍します。
パイナップルは皮をむいてカットしてから冷凍しましょう。
そのまま半解凍で食べても美味しいですしヨーグルトなどにトッピングするもおススメですよ!
3.トウモロコシ
収穫後どんどん実が硬くなってしまうので、すぐに食べない場合は冷凍保存がおススメです。
外側の汚れている皮を取り除き、ひげを切ってから一本ずづラップで包み保存袋に入れ冷凍します。
冷凍のまま水から茹でて沸騰したら、さらに約5分加熱。
火を止め塩を入れさらに5分置いたらふっくらジューシな茹でトウモロコシの完成です!
4.パン
私は朝がパン食なので食パンは欠かせません!
な・の・に・うっかり買い忘れることがたまにあるので1、2枚は冷凍保存しています(笑)
1枚ずつラップに包み保存袋で冷凍します。

「明日のパンがない!」という時は寝る前に冷凍庫から冷蔵庫にパンを移しておけば翌朝はいつも通りに焼くだけです。
子供のおやつのメロンパンも同様に冷凍しておけば「おなか減った~」と言われたときに重宝しますよ。
急な要求には自然解凍が間に合いませんので、大きさによりますが20~30秒レンジで解凍してからトースターで焼きましょう。
切って冷凍
1.しめじ&エノキ
冷凍すると栄養価が上がる食材としてテレビでも良く紹介されているのがキノコ類ですよね。
しめじとエノキは年中買えるし価格も安定しています。
栄養価は高くてカロリーは低め、価格は安定!ときたら利用しないなんてもったいない!(笑)
買ってきたら石づきの部分をカットしてエノキは食べやすい長さにカット、しめじとエノキをミックス混ぜ合わせてしめじ&エノキとして冷凍しています。

常備菜として用意しておけば炒め物・鍋料理・お味噌汁と色々と使えます!
私の友達は食べ盛りの子供が3人いるので、ハヤシライスを作るときにかさましアイデアでしめじを大量投入してますよ(笑)
本当に便利なので、ぜひ実践してみてください!
2.水菜・小松菜
葉物野菜は傷みやすいので買ってきたら、洗って水気をよく切ってから食べやすい大きさにカットして保存袋で冷凍します。
鍋料理やお味噌汁にサッとつかえて便利です。
小松菜はアクが少ないので冷蔵庫で2~4時間自然解凍すればゆでなくてもおひたしとして使うことができますよ。
天候などで野菜が高騰することもあるので安い時に買って保存しておけば節約になりますね。

3.人参・玉ねぎ
使いやすい大きさにカットしてから保存袋で冷凍します。
買ったらすぐに冷凍する方法もありますが、私の場合は人参や玉ねぎは比較的に日持ちするので使って残ったら、残った分を細切りにして冷凍しています。
人参と玉ねぎは相性が良く一緒に使うことも多いのでミックスして冷凍するのもおススメです!
炒め物や汁物にサッと使えて便利です。
玉ねぎは冷凍すると繊維が壊れ火が通りやすくなるので時短調理も可能です。
相性が良いものは一緒に冷凍保存することで調理の際、さらに時短になります。
お味噌汁の具mixや野菜炒めの具mix・ピザ用mixなどなどオリジナルmixを作ってさらに時短しましょう!

4.ネギ・ニラ
小ネギは小口切りにして冷凍しておけば、そのままお味噌汁にうかべるだけでつかえます。
ネギの種類や用途に合わせてカットして保存袋で冷凍します。
ニラも同様にして冷凍しておけばとっても便利ですよ。
我が家では自家栽培のニラを大量冷凍しておいてチヂミを作るときに使っています。
茹でて冷凍
1.ほうれん草
ほうれん草も傷みやすいので買ってきたら茹でます。
おひたしとして食べる分をとったら残りは小分けしてラップに包み保存袋で冷凍します。
解凍するとべちゃっとなってしまうので冷凍のまま使います。
そのままお味噌汁にいれたり、ベーコンやコーンと一緒にソテーすれば彩も鮮やかです。
おススメは冷凍のままめんつゆをかけてレンジでチンすれば簡単なおひたしの出来上がり!
子供だって出来ちゃいますよ(笑)
2.ブロッコリー
一房が大きいときもありますよね。
そんな時は傷む前に固ゆでしてよく水気を切ってから保存袋で冷凍します。
ブロッコリーも解凍するとべちゃっとしてしまうので冷凍のまま炒め物やグラタン・シチューにも使えます。
調理してから冷凍
- ひじきの煮物
- 鶏そぼろ
- 牛丼の具
これらの料理は多めに作っておけば保存袋に入れて冷凍保存が可能です。
もう一品ほしい時や、作るのが面倒な時に助かりますよ。
冷凍保存できないもの
1.レタス
水分を多く含んでいる為、冷凍には向いていません。
2.じゃがいも
冷凍すると、かなり食感が悪くなってしまいます。
3.こんにゃく
こんにゃくも解凍するとごわごわした食感に変わってしまいます。
4.スイカ
レタス同様、水分の多い食材ですね。
こちらも解凍すると水分が抜けてしまい美味しくなくなってしまいます。
冷凍保存するときの注意点
とにかく水気をしっかり切ってください!!
水気が残ったまま冷凍してしまうと水分も一緒に凍って全部がひと固まりになってしまって使うときに大変な目にあいます(笑)
くれぐれも水分はしっかり拭き取るか、水気をしっかり切ってから冷凍してくださいね。
そして、空気をしっかり抜いてから保存しましょう!
もう一つ大事なのが、冷凍したからといってずっと保存できるわけではありません!
1か月以内には使い切るようにしましょう。
まとめ:冷凍保存のススメ
冷凍できるもの
木綿豆腐・ ブルーベリー・バナナ・みかん・ぶどう・パイナップル ・トウモロコシ・パン
しめじ&エノキ・水菜・小松菜・人参・玉ねぎ・ネギ・ニラ・ほうれん草・ブロッコリー
冷凍できないもの
レタス・じゃがいも・こんにゃく・スイカ
冷凍方法
- そのまま冷凍
- カットしてから冷凍
- 茹でてから冷凍
- 調理してから冷凍
冷凍することで保存期間が長くなり食品ロスを削減したり、調理時間が時短できたりと何かとメリットの多い冷凍保存!
冷凍できるものと冷凍できないものの区別がつきにくい場合は冷凍食品を見てみてください。
冷凍食品になっているものを参考にすると冷凍できるものと冷凍できないものが分かりやすいと思います。
冷凍保存は自分でつくる冷凍食品のようなものですから(笑)
上手く利用してプチ節約を実践してくださいね。
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